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【vol.3】マテリアルリサイクル商品開発に向けて

【vol.3】マテリアルリサイクル商品開発に向けて

こんにちはっ!マテリアルリサイクル商品開発を担当している末廣です。

僕は普段、生産技術課のメンバーとして仕事をしています。

生産技術って、何をするの?と思う人もいるのかなと思いますので簡単にご紹介します。

生産技術は、日々、製造現場がどうしたら生産性が上がるの?とか、どうしたら製品の品質が良くなるの?などといったことを考え、新しい設備の導入やデジタルツールを駆使して現場改善を図っています。

また、プライベートでは2人の息子のパパであり、休日には大好きな自然に触れながら子供たちと一緒に遊んだりしてリフレッシュしています。

そんな大好きな自然を守るためにも、リサイクル商品開発をして産廃ゼロへ挑戦します!!!

とは言っても、僕自身、リサイクル技術に関する知識なんて全くありません。

前々回お伝えした様に、カーテン生地は主にペットボトルの原料としても有名な「PET」で作られています。そこで、カーテン生地もペットボトルの様にプラスチックになるのか、まず実験してみようと考えました。

カーテン生地のプラスチック化実験

そもそも、生地って溶けるの?燃えてしまうのでは?という疑問がありました。

そして、プラスチック化の実験をするにあたって、原料「PET」の溶ける温度をまずインターネットで調べてみました。

調べた結果・・・溶ける温度は、なんと260℃!!

どうやって、こんな高熱を用意しようと悩みました。しかし、日頃、生産技術で培ってきた知識を振り絞り、1つの装置が思い浮かびました。 それは、ヒートガン!

ヒートガンとは、高温の熱風を吹き出す工具です。簡単にいうと、みなさんも髪の毛を乾かす時につかうドライヤーのめちゃくちゃ熱い風が出るものです。

最高温度は、なんと600℃!!これなら、いける!!・・・はず。

このヒートガンで、カーテン生地に熱風を当ててみました。実験の様子がこちら。

結果は、無事なんとか生地を溶かすことができました。形作ることはできず、ちょっと不細工なものになってしまったものの、ちゃんと(?)プラスチックになりました!!

リサイクル関連の技術者や専門家の方から見たら小さな1歩かもしれませんが、僕にとっては偉大な1歩です。

商品開発までは、まだまだ険しい道のりではありますが、これをきっかけに、今後リサイクル加工技術を調査し、いろいろなリサイクル商品開発を模索していこうと思います。

今後も、このような実験の様子や試作品の情報発信をしていこうと思いますので、お楽しみに!

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私たちの未来図プロジェクトの最初のコラムはこちらから↓

【vol.1】環境問題に本気で取り組むプロジェクト
https://tateyoko-kazuma.com/column/miraizu-1

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