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【vol.2】アップサイクルって何?からはじまった廃棄生地と向き合う日々

【vol.2】アップサイクルって何?からはじまった廃棄生地と向き合う日々

こんにちは、アップサイクルを担当している東(ひがし)です。

私は普段、製造統括部に所属していて、カーテンの最終仕上がりの検査や品質管理をする仕事をしてます。

休日はもっぱら子供たちの野球の応援に出かける日々で、最近の悩みは暑い日差しとの戦い。日に日に黒くなっていく肌と増えるシミにどう対処しようか・・・・・といつも頭を悩ませ中・・・

本当に年々気温が高くなり、紫外線が強くなっていますよね。野球の応援をしているとそれを嫌というほど実感してます。もうこれ以上、地球が暑くなりませんように🙏

「はじめまして」のプロジェクト最初の顔合わせ

「私たちの未来」プロジェクトに入るきっかけは、というと、私の所属する縫製統括部をまとめている、部長の田中さんに声をかけられ、いつの間にかこのプロジェクトに入らされていた、というのが正直なところですが、以前から縫製の現場にいながら、廃棄されていく生地を見て「もったいないな」と思うことはよくあって、これらの活用方法には少し興味がありました。とはいってもリサイクルの知識なんてぜんぜんありません。

なので、プロジェクトメンバーの初顔合わせは、「どういう活動をするんだろう」「リサイクルの知識もないのに」と、すごく不安な気持ちで参加しました。

アップサイクル?マテリアルサイクル?違いが分からずまずは勉強会

まずはアップサイクルやマテリアルリサイクルについての勉強会からスタートです。

アップサイクルとは、捨てられるはずだった廃棄物や不用品を、新しい製品にアップグレードすることで、そのまま他のものに生まれ変わらせること。

→それなら知ってる!

マテリアルリサイクルとは、廃棄物に手を加えて新たに他のものに再利用すること。

→へ~これは初めて知った!!

とまあ最初はこんなレベルで話を聞いてただけでしたが、なんとなく興味もわいてきました。

社内でどれだけの廃棄物があるのか、調べてみよう!

リサイクルをするにはまず、社内でどんな廃棄物がどれぐらい出てるか調べないといけないですよね。

なのでまずどう調べたらわかるかをメンバーで話し合いました。

~みんなから出た意見〜

「社内から出る廃棄物って色々あるよね」

「総重量なら産廃業者に聞けばわかるけど…」

「何がどれぐらい手出てるかわからないと何をどうするか決めれないよね」

「まずは1番廃棄量の多そうな生地をメインに調べたらどう?」

「せっかく調べるならリサイクルすることを前提に分類したほうがいいよね」

〜意見をもとに決まったこと〜

・生地の廃棄物の重量を計る

・製造工程ごとに生地を分ける

・白レースカーテンと色物レースカーテン、厚地ドレープカーテンを分ける

家庭で燃えるゴミ、プラゴミを分けるみたいに、工場内の廃棄物もいつもだったら一袋にまとめてそのまま捨ててしまうところを、ちょっと細かく白レースと色ものレース、ドレープの3袋に分けてもらうことにしました。

レースとドレープに分ける理由は、レースは白を生かして、色物レースと色物レースとドレープは色々な色があるので、その特徴を生かして今後リサイクルしていくためです。

さらに、捨てるときには重さも計って、より詳細に情報を収集することに。

これを、製造現場作業者総勢170人に伝え、約2ヶ月にわたって実施してもらいます。

現場のみんなには、今までの仕事にプラスして手間をかけて実施してもらう必要があるため、最初にみんなに説明する時間をつくりました。

徹底して分別してもらうため、このプロジェクトの目的や、どうしてこのような調査が必要なのかなどを紙にまとめて周知しました。

その調査結果は、次回報告します。

12年縫製現場で働いていながら、これほどとは知らなかった、衝撃の数字です・・・

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