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私たちの未来図プロジェクト

私たちの未来図プロジェクト

子供たちもずっとこの地球で暮らせる未来のために
環境問題に本気で取り組むプロジェクト

近年、気候変動や地球温暖化によって、将来の私たちのみならず、私たちの子孫まで、変わらずこの豊かで美しい地球で暮らし続けることが難しい環境になりつつあります。

それに伴って、持続可能な社会作りは今や企業として当たり前に取り組まなければならない課題のひとつ。私たちカズマも社会に貢献するために、普段工場から出る廃棄生地の削減、しいては産廃生地ゼロへ向けて、具体的な挑戦をしていくことになりました。その中心となって活動しているのがこのプロジェクト「「私たちの未来図Re Born 2030~What we can do now~」」です。

年間約170万トンの繊維廃棄物が捨てられている

国内では、年間約170万トンの繊維廃棄物が発生していると言われます。この中には、繊維製造現場や縫製・アパレルの現場から出る裁断屑、残糸、捨て耳、不良品、整理加工などから発生する廃棄物などが含まれています。また、そのほとんどが焼却されているのが現実で、地球温暖化を助長している要因のひとつになっていると言わざるをえません。

そこで近年、各企業において繊維廃棄に対しても改善への意識が高まっています。難易度の高いリサイクル技術のみでなく、余った生地や繊維屑を再利用し新たな価値を持った製品として生まれ変わる「アップサイクル」が注目されています。

どうしたら廃棄ゼロに近づけるか?
アップサイクル商品の開発とマテリアルリサイクルの模索

そこで、カズマとしても3R(Reduce「ゴミの発生抑制」、Reuse「再使用」、Recycle「再資源化」)の概念をモットーに活動を実施。Reduce活動として、廃棄生地が出ないような製造工程フローの見直し、次の2つの方向性を見出しました。

1つめは、アップサイクル商品の開発。

アップサイクルとは、普段なら捨ててしまっている生地の切れ端や不良品の生地などを、他のファブリック雑貨に作り替えるという考え方。ただ作り替えるのではなく、アイディアやデザインといった付加価値を持たせた商品につくり変えるというものです。カーテンで磨き上げた、優れた縫製技術を持ったカズマだからこそできる業です。

2つめは、マテリアルリサイクル。

マテリアルリサイクルとは、産廃物を新たな製品の原料として再利用するリサイクル方法です。カーテン生地は主にポリエステルで作られています。一般的には「PET」と呼ばれ、ペットボトルの原料としても有名です。その原料にまで戻して、生地ではない新しいモノに創り変えられないかという考えです。

カズマは、カーテン製造メーカーとして走り続けてきた会社です。まだまだリサイクルの知識やノウハウが少なく、ほぼゼロからのスタートとなります。

しかし、「産廃ゼロ」という重大ミッションの達成のためにも、いろいろな方の協力を仰ぎ、トライ&エラーを繰り返しながら、少しずつでも着実に進めていこうと思います。

こちらは、生産技術課ならではの視点を活かして私を中心に進めていきます。

社員もお客様もみんなが参加できる仕組みづくりを

廃棄繊維(特にPET繊維)のリサイクルシステムの構築は難易度が高く、簡単には実現できるものではありません。ですが、試験や検証を行い、トライ&エラーを繰り返しながらでも、着実に1歩ずつ前進していけるようにします。

そして今後は、社内の廃棄生地だけではなく、カズマに関わる多くのユーザー様の繊維廃棄物の回収を行い、それらも併せてアップサイクル・リサイクルできるような仕組みをつくり、地域社会に貢献できるようにしていきたいと考えています。

このプロジェクト活動の内容や目標をどんどん社外へ情報発信し、カズマの持続可能な社会づくりへの想いをカズマに関わる皆様に共感していただけるように。また、この想いが繋がることにより、循環型社会を築く、少しの手助けとなればと考えます。

その為にも、今後もプロジェクトメンバーが一丸となってチャレンジし続けます。

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