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【vol.9】包む・敷く・飾る・まとう。日常にアートを添えるクロス

【vol.9】包む・敷く・飾る・まとう。日常にアートを添えるクロス

こんにちは。

刺繍作家髙知子さんとのコラボ商品を開発している「髙知子×KAZUMAプロジェクト」の土屋です。

前回のコラムでは「ファブリック小物入れ」の制作裏と商品説明を行いました。

今回私たちがご紹介するのは第8弾「フリークロス」です。

まず、フリークロスの商品の説明からさせてください。

フリークロスは名前の通り、皆さんに自由に使って頂きたい自由度の高い商品となります。

縦90cm×横120cmの大きな生地にデジタルプリントでイラストを印刷しています。

四方にはカラーアクセントとしてグレーの糸でロックをかけていて、生地端には8箇所、1cmほどの小さなボタンホールがついています。

このボタンホールが使い勝手が良く、引っ掛けたり紐を通したりと様々な使い方を手助けしてくれるんです。

納得のいく商品を完成させるまで

フリークロスを完成させるまで、何度も試作を繰り返しました。

まず、カラーアクセントになっている四方ロックの色選びと糸の太さ選びです。

糸の色はグレーといっても何種類もあり、赤みが強いグレー・黄みが強いグレー等様々で、全柄に合う色を柄と糸を比較しながら決めていきました。

糸の太さも重要で、太すぎると生地端が太く硬く仕上がってしまい、逆に粗すぎるとスカスカで見栄えが悪くなってしまいます。

ボタンホールのサイズも重要で、大きすぎると生地がへたってしまい、小さすぎるとホールに何も通すことが出来ません。

縫製は縫製現場の方に相談し、一番最適な密度や大きさになるよう試行錯誤して決めました。

何度も試作を重ねてようやく、自分たちの納得のいく縫製方法を見つけることが出来ました。

日常にちょっとしたアートを

フリークロスの種類は全部で3種類!

柄は前回紹介したファブリック小物入れと同じ柄となります。

このイラストは、高さんが日常の風景を切り取ったものなんです。よく見ると階段だったり、床の境界線だったりと遊び心が隠されています。

ボタンホールを使って壁にかけることで、殺風景な壁にちょっとしたアートを取り入れることが出来ます。

他にも、ボタンホールを使って引っ掛けることで間仕切りにしたり、何かを包んだり…使い方は様々。

使う人のアイディアで色々な形に変化するフリークロス。

たくさんの方に楽しんでいただければ嬉しく思います。

次回は企画紹介第8弾!アクセサリーを紹介します。

お楽しみに!

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髙知子×KAZUMAプロジェクトの最初のコラムはこちらから↓

【vol.1】刺繍作家とテキスタイルメーカーの挑戦が始まる!
https://tateyoko-kazuma.com/column/takasan-1

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