¥16,500(税込)以上のお買い上げで送料無料!

【vol.7】生地を使った色鮮やかなインテリア

【vol.7】生地を使った色鮮やかなインテリア

こんにちは。

手刺繍作家 髙知子さんとのコラボ商品を開発している「髙知子×KAZUMAプロジェクト」の二ツ橋です。

前回は、インテリアシリーズの「ドローイング」という商品の裏側について紹介しました。今回は商品紹介第6弾! 「HangFabric(ハングファブリック)」をご紹介します。

HangFabricってどんなもの?

「HangFabric」って聞いたことはありますか?

この商品は私たちが開発した商品の中でも、特にたくさんの方からアイディアをもらい、繋ぎ合わせながら出来上がった商品です。

この商品は「ドローイング」と同じく、部屋に飾って楽しむインテリアアイテムです。

どんな部屋にも合うように、柄の色をモノトーンやカラフルなものに、柄の形を全て異なるものにと工夫を加えながらデザインしています。

大きさも直径30㎝と25㎝で2種類ご用意。飾る場所や天井の高さに合わせて自由に選べるようになっています。

柄の大きさや色は、髙さんと話し合いを進めながら少しずつ調整をして仕上ました。

部屋の印象を変えたいのか、または部屋のテイストに馴染ませたいのか。

こちらも使う人の描くインテリアやライフスタイルや部屋のレイアウトに合うものを選べるように工夫してつくることができました。

生地との相性がいい材料探し

次に生地を支える輪の部分。今回この部分には様々な素材を用いて試作を行いました。

最初にアイディアとして出たのが、自分たちで1本の棒を用意し、少しずつ曲げることで1つの輪できないか、という案。この商品は生地を通さなければいけないので元から輪になっていない方が通しやすいのでは?と進めていきましたが、綺麗な円の形にすることが難しく、直径30㎝と25㎝を均一に生産するのが困難ということが分かり断念・・・

次に元々輪になって売られているものを使用する案がでました。

インターネットで調べてみたり、現場で縫製をしている社員の方に聞いてみたりして情報収集。「植木鉢の支柱はどうか」などたくさんの候補が挙がり、取り寄せたり調べたりを繰り返しました。大きさは求めているサイズだったのですが、少しの力で形が変形しやすかったして、うまくいきませんでした。

商品化するのが難しいかなと思っていた時に、たまたま見つけたのが金属製のゴールドの輪。

素材的には変形しにくく、細さも生地から透けて見えても不格好にならないものでやっと満足のいく材料をそろえることが出来ました。

吊っているときに安定感のある形を作り出すためには

材料が揃ったところで、輪と生地を組み合わせる工程です。

輪の部分に生地を巻き付けて縫製したり、生地にポケットを作りその部分に解体した輪を通してその後に接合してみたりと、思いついた方法は1つずつ試作していきました。

ですが、やはりそんな簡単には上手くいかず・・・

ある時は、金属の輪を熱で溶かして熱圧着をしようとしたとき、なんと生地に火花が飛び散り、生地が焦げてしまうことも!!本社を火事にするところでした・・・

そんな時に見つけたのが熱収縮チューブです。

火を使わず熱風があれば、物と物をつなげることができ、なおかつ色が透明なので生地から透けても分かりにくい!

これを使って一度解体した輪をつなげることに成功しました。

最後はひもを通す工程。

普通、生地に穴を開けるとほつれてきてしまい、見た目があまりよくありません。

そこでカズマで作っているハトメカーテンからアイディアをもらい、ハトメを使うことにしました。またハトメの数も試作して安定して吊り下げられり6個に決定。

理想の商品の形になるまで

満足のいく仕上がりになるまでたくさんの方々からアイディアをもらい、試作を繰り返してやっと作ることができた「HangFabric(ハングファブリック)」。

最後まで作り上げることが難しいかなとあきらめそうになった時もありまいしたが、柄も形も縫製も、こだわりが詰まった商品に仕上げることができたので、皆さまにもぜひ部屋に飾って楽しんでいただきたいです。

次回は企画紹介第6弾!ファブリック小物入れを紹介します。

この商品も生地からできた小物入れです。色や柄の大きさなど調整を繰り返して、カラフルな種類の小物入れを作り出すことが出来ました。

どんな商品なのかは来月ご紹介します。お楽しみに!!

--------------------------------------------

髙知子×KAZUMAプロジェクトの最初のコラムはこちらから↓

【vol.1】刺繍作家とテキスタイルメーカーの挑戦が始まる!
https://tateyoko-kazuma.com/column/takasan-1

--------------------------------------------

CONTACT

お気軽にお問い合わせください。