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【vol.6】縫製工場でしか生まれないアップサイクルの布をつくりたい!

【vol.6】縫製工場でしか生まれないアップサイクルの布をつくりたい!

こんにちは!アップサイクル担当の東です。

今回の会議では、アップサイクルならではの生地感を活かした試作品のアイデアと、本社と鮎川工場で募集した、アップサイクルアイディアの数々を報告しました。

アイディアは無限大

前回、社員みんなからのアイディアを募集しよう!!と決めてから募集を開始して1か月。なんと34名の方から60個ものアイディアが集まりました。

メンバー6人では、これだけのアイディアをだすのはなかなか難しいです。

アイディアを出して下さった皆さんありがとーーっ!!

集まったアイディアはというと、ベッドスローに鍋つかみ、スマホケースにファブリックパネル、エプロン、クッション、ネクタイ、提灯・・・

1人で4つものアイディア出してくれた方や、イラストで分かりやすく書いてくれた方もたくさんいて本当にありがたいです。

お約束通り、アイディアを出してくださった方々に、感謝のメッセージカードとともにQUOカードをプレゼントさせていただきました。

今回のアイディアをもとにこれからの商品を作っていきたいと思います!!

アップサイクルならではの生地感ってどんなの?

まず私が思いついたのはパッチワークでした。でもありきたりだし今から始めるにしては少しおもしろみに欠けるかなあ・・・

カーテン縫製工場にしかできない、アップサイクルのための生地が作れないかなと思い、縫製現場工程の生地のゴミ袋をあさっては、また別の工程のゴミ袋へと移動しながら、工場内をぐるぐるラウンドしてみました。

すると、生地を裁断する工程で、どうしても細くて長―い生地ごみが出てしまっていることに気が付きました。

パッチワークは元の生地をさらに細かくカットする必要があるけど、これならカットする必要がなく、そのままつなぎ合わせればいいだけだし、きっと面白い生地ができるはず!とひらめきました。

使ったのは、生地と生地をつなぐときに出る、生地の耳部分とカーテンの丈を正確に出すためのスケール機で出る生地2つに絞りました。

ですが、実際に塗ってみると、巾が細いだけにそれなりの大きさの生地になるまで繋ぎ合わせていくには、かなりの時間が必要ということが判明・・・

気が遠くなるような作業に途中くじけそうになりながらも、どんな出来上がりになるのかを期待しながらひたすら縫い合わせる作業を続けました。

そして、ついに出来上がった生地がこれです!!

スケール生地縫い合わせ

生地耳を縫い合わせたものはより手間をかけただけあって、もけもけ感がかわいく、様々な色が合わさりとても個性的な仕上がりになりました。

生地耳ぬい合わせ

こんな縫い合わせt生地を何種類か作って、これからなにを作っていこうかな⤴

メンバーのみんなにも、生地耳をつないだ縫い合わせ生地は好評でした。これを使っての商品展開が楽しみです。

1時間縫い続けても50㎝しか縫えないという、新たな壁

生地が決まって喜ぶのもつかの間、新たな問題が頭によぎりました。“この縫い合わせ生地、時間がかかりすぎる・・・”

巾150の生地に生地耳1本縫うのに約1分、1時間縫い続けても50cmぐらいしかできないのです。

縫製現場は日々の生産に追われこの作業をお願いするのは難しく、その現状を他プロジェクトのメンバーに相談してみました。

その中で上がったのが、福祉施設への依頼でした。

しかし、私自身そういった施設との交流も無いため、どのように探して、どう依頼していいかも全く分かりませんでした⤵

そんな中、私を救ってくれたのが、同じ自社プロジェクトのひとつ、”支えあって生きていこう!!福井を元気にしたいプロジェクト”の皆さんです。

次回は、福祉施設とのつながり、そして作業をお願いするまでのプロセスをお話したいと思います。

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私たちの未来図プロジェクトの最初のコラムはこちらから↓

【vol.1】環境問題に本気で取り組むプロジェクト
https://tateyoko-kazuma.com/column/miraizu-1

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