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【vol.4】『包むもの』 

【vol.4】『包むもの』 

こんにちは。手刺繍作家 髙知子さんとのコラボ商品を開発している「髙知子×KAZUMAプロジェクト」の二ツ橋です。

前回のコラムでは、私たちが開発したファッションシリーズのひとつ、『リバーシブルバッグ』を紹介しましたが、今回は『包むもの』を紹介します。

包んでいるときもワクワクするような商品に、、、

みなさんは”包むもの”と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

昔ながらの風呂敷?お弁当を包むハンカチでしょうか?

今回、私たちが高さんと開発したのは、73㎝×73㎝の少し透け感のあるボイル生地で作ったスクエア型のクロス。

デザインのシリーズは2つあり、1つは、ハーブプリント×幾何学刺繍のデザインです。

心も身体も幸せにしてくれるハーブを全面にプリントしたあと、あえて対照的な幾何学模様のドローイング刺繍をほどこしました。刺繍の重なりや厚み、配色のバランスを考え、全体の構成はできるだけシンプルなステッチで構成しています。

もう1つは、手描き風のステッチ刺繍を自由に散りばめたデザイン。無地のボイル生地に、自由に描いたドローイングの刺繍をふんだんに刺しています。

ただ広げただけでも愛着がわいてくるような個性的なクロスたちですが、何かを包んだ時の、包むものと包まれるものの調和や、包んだものを持ち運ぶ時のワクワクした気持ちも楽しんでいただけたら嬉しいです。

スカーフとして首に巻いてみたり、リボンタイとして頭のアクセントにしたりしてもかわいいですよ。

試行錯誤の連続・・・納得のいく商品ができるまで

『包むもの』は、前回ご紹介した『リバーシブルバック』と同時進行で試作をしていました。ハーブのプリントを生かしつつ、幾何学模様の刺繍との絶妙な調和を考えながら、刺繍の密度、ラインの太さ、モチーフのサイズ感など、ミリ単位で何度も何度も修正を繰り返して、約1年の月日をかけて、商品を完成させました。

このハーブ柄と刺繍の密度のバランスは本当に難しいんです。

手刺繍ならではの厚みや密度をもたせながらも、ハーブ柄や生地そのもののナチュラルな風合いも生かしたい。このふたつの相性を調整するのにとても時間がかかりました。

また、刺繍をする生地と刺繍糸の配色も、多くの色が使われているため納得のいく組み合わせになるまで何度も修正を繰り返しました。

『包むもの』の周りの縫製は、全体的にすっきりと見せるために3つ折り縫製はしていません。メローロック加工といって、生地に厚みを持たせない仕様にしています。メローロック加工で使う糸も、柄の刺繍を際立たるためになるべく目立たないような色で仕上げました。

みなさまに愛用していただける商品に

最後に、『包むもの』の使い道ですが、先程ご紹介したスカーフやリボンタイ、お弁当包みなどたくさんあると思います。

1枚の布の使い道って、きっと人の数だけあるのだと思います。9種類ある『包むもの』の中から、お気に入りのものを手に取って、お好きな形で愛用していただけたらうれしいです!

次回は企画紹介第4弾!ドローイングを紹介します。

ドローイングってなに?みなさんは聞き馴染みのない言葉だと思います。ヒントは“影”!

どんな商品なのかは来月ご紹介します。お楽しみに!!

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