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【vol.3】色鮮やかなハーブと刺繍を組み合わせたリバーシブルバッグ

【vol.3】色鮮やかなハーブと刺繍を組み合わせたリバーシブルバッグ

こんにちは。刺繍作家髙知子さんとのコラボ商品を開発している「髙知子×KAZUMAプロジェクト」の二ツ橋です。

前回は私たちが開発している商品の切り絵カーテンについて紹介しましたが、今回はファッションシリーズとしてリバーシブルバックをご紹介します。

一人ひとりの心や身体に合ったハーブを。

このバッグは全面にハーブをプリントしてあり、その上に髙さんが描いた柄やハーブの名前の刺繍を重ねています。

なぜハーブをプリントの柄に選んだのか??

それは、ハーブのように日々心や身体をメンテナンスするような感覚で、その日の気分や体調に合わせて直感的にバッグを選ぶたのしさを表現したかったから。

そしてこのバッグが一人ひとりに合わせてブレンドする、フィトテラピーのような存在になってくれたら、という思いから採用されました。

ハーブというと緑色をイメージする方も多いかもしれませんが、今回プリントしたハーブは全て、色の加工をしていない、ハーブそのもののナチュラルな色彩で表現しています!ハーブの種類は、ローズやカモミールなど6種類を取り揃えました。

片面はハーブの名前をワンポイントに入れたシンプルな面、ひっくり返すと髙さんがデザインした刺繍が施されています。その日のファッションに合わせてリバーシブルで使えるデザインなんです。

↑↓どちらも左画像が刺繍で遊び心を加えた表面、右画像はハーブ名を入れた裏面です。

失敗の繰り返し・・・刺繍とプリントの組み合わせに困惑。

ハーブをプリントした生地を見たとき「これに刺繍を重ねたらおもしろいかも」という髙さんの意見があり、プリント×刺繍の組合せが生まれました。とはいっても、プリントに重ねる手刺繍のようなクオリティを表現するのが大変難しく、完成するまでにたくさんの失敗がありました。

最初にまず、髙さんが描いた柄を刺繍用のデータに置き換える作業を行うのですが、その時に、密度が甘くてプリントの生地に負けてしまい、刺繍の柄がはっきり美しく見えないという課題に。プリントに負けず、綺麗に見える密度を6種類分、何度も試作しました。その他にもラインの太さやモチーフのサイズなども柄によって合うものが全く違ったので、納得がいく仕上がりになるまで、何度も何度も修正を繰り返しました

縫製現場の方と協力して作り上げたリバーシブルバッグ。

納得がいく生地が完成したところで、次は縫製の工程です。

バッグのサイズは大きすぎず小さすぎないサイズを目指して、たくさんのサイズを試作。肩にかけてみたり、ノートパソコンを入れてみたり実際に使っている人をイメージして理想の形を見つけていきました。

生地はキャンバスなどの硬い生地ではなく、透け感と軽やかさのある軽いボイル生地を選びました。重たい生地ではなく軽やかな生地を使うことで、ふんわりとしたやわらかい印象を目指していたからです。でも、この軽い生地を選んだことによって縫製で悩むこともたくさんありました。

まず、持ち手の部分の強度問題。ただ持ち手を縫製するだけでは物を入れたときに裂けやすくなります。そこで経験豊富な縫製現場の方に相談したところ、バッグの根元部分にクロスのステッチを入れることで強度が上がることを教えてもらい、問題がひとつ解決しました。

もう1つの問題は、底部分の強度問題です。はじめはリバーシブルの片面2枚ずつ計4枚の生地をつなぎ合わせて縫製していたのですが、ミシンのステッチが底に入ることで重いものを入れたときに底が破けてしまうのではという懸念がありました。こちらも現場の方に相談をして、生地を4枚から2枚に減らし、生地をつなぎ合わせるのではなく長方形の生地を元から使用することで底にステッチが入らなくなり、強度を強めることが出来ました。

このような細かい試作を何度も重ねて、約1年かけ、軽くて耐久性をしっかり考えたリバーシブルスタイルのバッグが完成しました👏

次回は企画紹介第3弾!包むものを紹介します。

包むものって風呂敷のこと?と思う方も多いと思いますが、実はたくさんの使い方があります。いろいろとご紹介しますのでお楽しみに!

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髙知子×KAZUMAプロジェクトの最初のコラムはこちらから↓

【vol.1】刺繍作家とテキスタイルメーカーの挑戦が始まる!
https://tateyoko-kazuma.com/column/takasan-1

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