NEW TRUTHプロジェクト

【vol.1】オリジナルカーテンレールの開発に挑む、空想具現化プロジェクト

モノづくり

カズマの原点「ものづくり」を発信していきます

皆様はじめまして。「NEW TRUTH（ニュートゥルース）」のプロジェクトリーダーをしています、浅井と申します。私たちは、開発＝ものづくりの原点に取り組んでいるプロジェクトです。これからこのブログを通して、私たちが取り組んでいることや、固まる前のプリンの様な、アイディアと呼ぶにはまだまだ未熟な、味の“素”を紹介していければと思います。

　第1回目の今日は、プロジェクトの概要とメンバーの紹介です。

オリジナルレールの開発と機能性を体感できるツール制作が主な活動です

私たちのプロジェクト【NEWTRUTH】では、大きく2つのテーマで活動をしています。

1つは、窓周りの付加価値を高めることを目的に、オリジナルレールの開発に挑戦すること。カーテンレールはその名の通り、カーテンをかけるレールです。カーテンをかける為だけにカーテンレールを部屋に取り付けますが、他にもアイディア次第で、もっと色んな事ができると思っています。カーテンと窓とレールを使って、どんな楽しい事ができるのか、常識や既成概念のそとに踏み込んでいきます。

もう一つは、お客様にファブリックの機能性を体感していただけるようなツールを作っていきます。ファブリックの機能性は数値で示されている事がほとんどですが、もっと単純に直感的に、お客様に効果を伝えられるツールの開発に取り組んでいます。

窓は四角でレールはまっすぐ。この概念は誰が決めたの？

皆さんは、窓やカーテンというと、どんなイメージを持っていますか？

窓は住宅の中と外、どちらにも接しており、光や音、空気や視線を通し、あるいは遮る役割をもつもの。そしてカーテンは、窓とは対となってその役割を果たしているほか、インテリアとして暮らしを豊かにする役割もあります。

一方で、日本の住宅のデザインは和から洋風へシフトしていき、北欧スタイルやシンプルなモダンスタイルなど、多様な様式が取り入れられるようになってきました。それに合わせて、ローマンシェードやロールスクリーン、バーチカルブラインドなど、カーテン以外の選択肢も増えてきました。また、色や柄は当然ですが、遮光や遮熱性、抗菌性、紫外線カットなどの付加機能が付いた生地も登場し、選択肢はより広がっています。

しかし、どんなに家や窓のスタイルが変化しても、あいかわらず窓は四角く、レールは真っ直ぐで、窓に合わせたサイズのものをかける、ということが常識となっていると思いませんか？

私たちのプロジェクトでは、オリジナルレールの開発を通して、この概念に囚われない、新しい窓周りの価値を提供し、もっともっとお客様の暮らしを豊かなものにしていきたいと考えています。

ちなみに【NEW TRUTH】のプロジェクト名は、TRUTHの“本当の”という意味と“T/RU/TH＝ツ/ル/ス＝吊るす”というダブルミーニングで、【新しいホントの吊るしかた】というのが由来となっています。