インテリアに観葉植物を取り入れたい!ぴったりのカーテンとは?
室内に観葉植物があると、リラックスできるだけでなく、空間に奥行きが生まれ、おしゃれな雰囲気も演出できます。今回は癒しアイテムやインテリアとして観葉植物を暮らしに取り入れる際のポイントを観葉植物のプロに聞きながら、ぴったりのカーテンをカズマがご提案。観葉植物デビューしたい初心者の方も、観葉植物と相性の良いカーテンを組み合わせて、お気に入りの空間をつくりましょう!
植物のプロが語る観葉植物の良さ
今回教えてくれるのは福井県内に展開するフラワーショップ開花園の代表・三国哲弘さん。お花はもちろん、観葉植物のプロとして園芸にまつわるさまざまなニーズに応えています。
観葉植物の種類と選ぶ時のポイント
観葉植物といっても種類はさまざま。大きさ別に代表的なものをご紹介します。
▪️「大型」の観葉植物
パキラや幸福の木のような上に伸びるものや、サンスベリアのように脇から葉が出てボリュームアップするタイプ、シンボルツリーとしても親しまれるオリーブも人気です。なかでも「パキラ」は暑さや乾燥に強く、抜群の育てやすさで観葉植物デビューの初心者の方にもおすすめの植物です。
▪️「小型」の観葉植物
室内で育てやすいペペロミアや剪定の手間が少ないガジュマル、日陰に強いテーブルヤシ、和風のインテリアとも相性がよいアジアンタムなど 。小さな観葉植物は部屋に並べておくだけでパッと空間が華やぎます。複数の種類を飾り棚にまとめて飾ってみるのも、存在感抜群のインテリアになります。
▪️「つる性」の観葉植物
寒さや暑さ、乾燥に強く、ガーデニングにも人気のアイビーやお手入れ簡単なワイヤープランツなどは、ハンギングで吊るしたり高い棚上に置いたりすると一気に観葉植物上級者のようなこなれ感が出せます。空中に飾ると室内の空白が植物で埋まり、おしゃれなインテリアコーディネートが楽しめます。
三国
形や大きさはもちろん、育てやすさや耐陰性なども加味し、自宅の環境に合ったものを選びましょう。とはいえ、愛着を持って育てることが何よりも大事です。自分の目で見て気に入ったものを選ぶことが一番ですね。
育て方のポイントは水と日当たりと風通し
観葉植物の多くが本来、1年中暖かい亜熱帯に自生しているもの。室内で育てる場合はどんなことに気をつけると良いのでしょうか。
三国
人間が居心地のよい環境は植物にとっても適しています。室温は長袖Tシャツ1枚で過ごせる環境を作る18-20度くらいがベストです。特に冬場は冷え込むため、不在時も20度くらいのエアコンをかけておくとよいでしょう。
また、観葉植物を元気に育てたい場合のポイントも教えてもらいました。
三国
観葉植物を育てるポイントは「水」「日当たり」「風通し」の3つ。葉が薄い種類は、直射日光に当てると葉っぱが焼けてしまうこともあるので、カーテンを引くなどして調整が必要です。そして風通しも重要なポイント。植物は風が動いた時に呼吸するため、風の流れがないと植物についている菌が繁殖して葉が痛んだり、害虫が発生しやすくなったりしてしまいます。そのため、窓際は植物にとって良い環境です。しかし日光が苦手な観葉植物に強い日差しが当たると、葉焼けを起こしたり黄色くなってしまったり、最悪枯れてしまうことも。カーテンを使うと日光の強さを調整できるので良さそうですね!
植物別おすすめのカーテン
ここから観葉植物にぴったりのカーテンをご紹介します。
1.風通しの良さと適度な遮光性を兼ね備えたカーテン
強い光では葉が焼けてしまうし、遮光では植物にとって好ましくありません。手をかざしてうっすら影が見えるくらいの光が植物にとっても良い環境です。
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2.夏場は薄手のレースカーテンで風通しの良い空間づくり
気温の高い夏場は通気性の良いレースカーテンや自然素材のカーテンなどを取り付け、グリーンとのコントラストや夏の風などを楽しむのもおすすめです。
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3.冬は適度な保温性・断熱性があるカーテン
観葉植物は寒さが苦手。特に冬場は冷え込むため、保温性・断熱性があるカーテンで日中の太陽熱や暖房の熱を閉じ込めましょう。
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4.カーテンレールは吊り下げるタイプの植物に
カーテンレールにフックなどを設置し、吊り鉢に入れて観葉植物を飾る方法も。レールの耐荷重に合った、適度な重さの植物を選びましょう。
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三国
観葉植物はちょっとした接触や衝撃で葉に傷がついてしまうこともあるので、窓際に置く場合はカーテンが植物にひっかからないようにすることが大切です。また、植物に水をあげる際、カーテンが濡れてしまうことも。カビの原因になったり湿度が上がってしまうこともあるので、カーテンも定期的にチェックしてみてくださいね。
人にも植物にもやさしいカーテンで暮らしを快適に
お気に入りの観葉植物やカーテンは見つかりましたか?観葉植物の性質に合わせてカーテンを選んだり、お気に入りのカーテンに合わせて植物を選んだりなど、インテリアの楽しみが広がりそうですね。おしゃれなインテリアと観葉植物のある空間は暮らしをもっと楽しくすること間違いなし。ぜひ、素敵なお部屋づくりの参考にしてみてください。
【取材協力】
開花園
〒910-0837 福井県福井市高柳町1-808
TEL.0776-53-8739
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薄手のレースカーテンの一覧はこちら→https://tateyoko-kazuma.com/search/nomama
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最近は観葉植物を暮らしに取り入れる人が増えています。観葉植物はインテリアとしての見た目の美しさはもちろん、空気をきれいにしたりストレス緩和効果があったりなど、さまざまなメリットがあるんですよ。特に都市部に住んでいる人は身近に自然を感じる機会が減っている方も多いはず。観葉植物を育てることで、植物の成長を楽しむこともできますし、特に小さな子どもがいるご家庭であれば、生き物への愛情を育むことができるのでおすすめです。