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【vol.9】廃棄されるそば殻をもらって蕎麦染め

【vol.9】廃棄されるそば殻をもらって蕎麦染め

こんにちは!草木染めプロジェクトの折戸です。

今回は、藍以外のもので染めてみたい!とメンバーから要望があり、そば殻で染めてみることにしました!

そば殻ってなに?

そば殻は、ソバを収穫して数日間天日で乾燥させる際、ソバの実を取り去った後に残った殻のことをさします。

昔はよく寝具の枕の中身として使われることが多かったのですが、最近は蕎麦アレルギーなどの問題や、職人さんがもうほとんどいないという理由などで、蕎麦殻枕の需要がほとんどないようです。そのため今はそば殻の多くが産廃処分されていて、その有効利用が課題となっています。

そば殻を入手する旅へ

まずは、そば殻を提供してくれるお店探しから始まりました。福井は蕎麦大国でそば処はたくさんあるのですが、まずは知り合いの蕎麦屋さんを探したいところ。でもなかなか見つかりません・・泣

そんな時、縫製現場の親戚の方が蕎麦屋さんを経営されていると情報が!

そちらの蕎麦屋さんでそば殻を提供していただけることになりました。

お蕎麦が絶品♡

早速そば殻をもらいに、勝山市にある「石挽き蕎麦 好太郎」さんへランチに行ってきました。

平日でしたが県外からのお客様も多くて店内は大盛況。

こちらのお蕎麦屋さんは平打ち麺で、福井が誇る辛味大根の効いた「おろし蕎麦」が食べられます。

私はふつうのお蕎麦をいただいたのですが、本当においしくプライベートでも絶対来ようと、この日家に帰ってから、そば好きの友人に速攻で連絡をしました(笑)

こちらのお店では石臼で自家製粉をしています。もちろんお蕎麦もとてもおいしかったのですが、今回の狙いはこの製粉時に出たそ・ば・殻です!

今回大量のそば殻を頂き、さっそく草木染め作家の石川さんの工房で染液にしてもらいました。

どんな感じの染液に仕上がるのか全く想像ができないのでメンバーみんな興味津々に染液作りを観察していました。

今回はここまでです!いよいよ次回はそば殻を使った染料で染めをしてみたのでそちらについて詳しくまたお伝えしようと思います!

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