【vol.1】人に寄り添い、共に学ぶための歩み
歩み始める前に・・・まず自己紹介から
「支え合って元気に生きていこう!福井を元気にしたいプロジェクト」の田中滋です。
このプロジェクトは名前が長いのですが、端的に言うと、多様性を認め、一緒に働き、学び、応援していくことで、私たちカズマとつながる多くの人達を笑顔にすることを目的としたプロジェクトです。
第1回目を任された私田中は、普段、製造統括部という部門の部長という役割をになっております。部員からは、よく言えば“情熱”がある、悪く言えば“思い込みが激しい”と言われています。
こんな私がリーダーを務めるプロジェクトの歩みをこれから皆さんにお伝えしていきたいと思います。
多様性を認め共存し、そこに働きやすさとやりがいを見出せる企業を目指す
今私たちは予測困難なVUCAと呼ばれる時代を過ごしています。
(VUCAとは、Volatility変動性,Uncertainty 不確実性,Complexity 複雑性,Ambiguity、曖昧性の4つを意味する言葉の頭文字です)
そのため、社会の変化のスピードは年々増し、これからの時代を企業として生き抜く上でも企業の多様性が求められています。企業が多様性を図るには、そこで働く私たち自身が多様性を認め、尊重し、助け合いながら企業活動ができるようになる必要があります。
しかし、そういった社会環境下で、例えば私たちカズマであっても、本社や工場の建物,設備,作業内容などすべてがエイブリズム(ableism 健常者主義)の考えで構成されているため、多様性を受入れられる環境ではないのが現状です。特に障がい者にとって働きやすい環境を作れているとは言い難い状況だと思います。
こういった環境となった要因は、私のような工場の管理や監督職にあたる人たちが、障がい者への知識や経験不足から生じる“恐れ”をもち、受入れ準備を整えることを怠ってきたことにあると考えています。
そこで私たちは、下記テーマを掲げ取組んでいくことで、人には多様性があることを知り、お互いを認め、寄り添い合う会社基盤の構築を目的としてこのプロジェクトを立ち上げました。この活動を通じて、障がいの有無に関わらずどの社員も、仕事に対する誇りをもって、自己成長を感じられる、働きがいを実感できる会社を目指していきます。
これを私たちカズマグループは、将来のありたい姿として策定された長期ビジョン「VISION 2030」に沿って、私たちカズマで働く一人一人が“挑戦”・“感謝”・“積極的”・“素直”な気持ち(⇒Well-Being)をもてるように祈念し、この活動を歩み始めます。
「活動テーマ」
- 障がい者雇用の促進
- 障がい者活躍支援(障がいがあっても輝く人たちへの支援)
- 皆が働きがいをもって仕事ができるような職場環境の整備
“VISION2030”
[カズマグループは、真のソリューション提供企業として、付加価値の高い商品・サービスを通し満足・感動を届けることで、お客様のライフスタイルを豊かにし、全社員の成長と夢の実現を支援し、「わくわく感」があって「チャレンジ精神が旺盛」な会社を実現し、環境問題に取組み、地域社会に貢献します。]
笑顔が絶えない職場づくりをめざしていく
皆さん、「ノーマライゼーション」という言葉はご存知ですか?
私たちはこの言葉をこのプロジェクト活動をスタートするにあたって初めて知りました。ノーマライゼーションとは、“社会で主流とされている日常生活のルールや形式にできるだけ近い条件を知的障がい者が得られるようにする”ということだそうです。
この考え方から進展したのが、皆さんご存知の“ユニバーサルデザイン”や“バリアフリー”です。共通概念としては、“障がい者がありのままに生活できるように社会が変わる”ということです。私たちカズマの本社工場もこの概念に共鳴し、心理的な安全性が確保された職場雰囲気となるように工場を変容させ、働く仲間同士の相互理解を深めていきたいと考えております。
今後はこのブログを通して、各活動テーマに対する取組み内容をお伝えしていきます。皆さんにこの活動に共感してもらえればという想いをもって、プロジェクトメンバー1人ひとりがつづっていくので、少しだけお時間をいただき読んでいただければ幸いです。
さいごに、プロジェクトメンバー紹介です。
(リーダー)田中 滋
(趣味)子供の野球応援
(メンバー)中川 瑞基
(趣味)ドラムしたいなぁ・・
(メンバー)中村 恵美
(趣味)旅行
(メンバー)五十嵐 千晶
(趣味)家でゴロゴロ
(メンバー)鬼塚 香織
(趣味)子供とゲームセンターで遊ぶこと
(メンバー)東 梨絵
(趣味)ショッピング
(メンバー)笹原 麻衣子
(趣味)子供とキャンプ、ピクニック
これから宜しくお願いします。