UVカット機能付きレースカーテンで紫外線対策!

突然ですが、室内の紫外線対策って皆さんどうしていますか?簡単にできる方法としておススメなのが、UVカット機能付きのカーテンを取り付けること。紫外線は窓から室内に入るので、
カーテンで窓をブロックするのが効率的なんです。
UVカット機能付きのカーテンは比較的リーズナブルに買えるので、人気の高い機能です。
ただ、広く普及しているだけに、いろいろな種類があって何を基準に選ぶといいのか分からない方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、UVカット機能のしくみや紫外線のカット率、お手入れ方法など、UVカットカーテンにまつわる疑問に答えながら、上手な選び方やコーディネートのポイントについてご紹介します。
住まいの紫外線対策にカーテンを活用しよう

「紫外線なんて、外出時に日焼け止めや日傘で対策をすれば安心じゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、紫外線は室内にいてもけっこう影響が大きいって、知っていますか?
紫外線の影響とは?
紫外線は太陽光の一部に含まれる電磁波の一種。日焼けを起こすだけでなく、シミやしわ、肌荒れなどを加速させる美容の天敵として知られています。
日差しの強い夏場だけ注意すればいいと思われがちですが、紫外線は年間を通して降り注いでいます。紫外線量のピークが7~8月というだけで、薄曇りの日や冬でも安心はできないんです。
紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類がありますが、UVAはガラスを通り抜けて室内に入ってきます。その割合は屋外の約80%!UV-Aは地表に届く紫外線量の約95%を占めるだけに、家の中にいてもうっかり日焼けすることがあるんだそう。
紫外線は人だけでなく、室内の内装や家具の色あせ、畳の日焼けなども引き起こします。プラスチックやレザー製品も劣化しやすくなるので、インテリアへの影響も決して小さくはありません。
こんな人にはUVカットカーテンがおススメ
紫外線は窓から入ってくるので、カーテンやブラインドなどの窓まわり商品がもっとも手軽で効果的な対策になります。
・簡単&リーズナブルに室内の紫外線対策がしたい
・紫外線はカットしたいけれど明るさもほしい
・家具や床の日焼け・色あせを防ぎたい
・赤ちゃんや小さな子どもがいる
・窓に強い西日が差し込む
UVカットカーテンのしくみ

UVカットカーテンのしくみには、大きく分けて3つのタイプがあります。
糸が紫外線を吸収する
紫外線を吸収・乱反射する作用を持った微粒子を繊維に練り込み、カーテンを通り抜けようとする紫外線量を減らします。
天然繊維など一部の生地には、後加工で紫外線吸収剤をつけたカーテンもあります。
糸が光を反射する
糸が光を乱反射しやすい特殊な形状にすることで、紫外線が透過する量を減らします。
ミラーレースのように裏面(窓側)に反射効果のある糸を使ったカーテンもあります。
生地の密度を上げる
糸を高密度に編み込むことで生地の目を詰めて、光を通しにくくしています。
どのくらい紫外線をカットできる?

レースのカーテンは生地が薄く、透け感もあるので、本当に紫外線を防いでいるのか心配という方もいるかもしれませんね。
UVカットレースカーテンは機能性が高いものだと紫外線カット率が90%以上もあり、窓に1枚かけるだけでかなりの効果が得られるんです。
気に入ったカーテンがどのくらい紫外線を防げるかは、商品のタグやパッケージに表記してあります。
日本インテリアファブリック協会の基準では、紫外線カット率70%以上を満たす商品にUVカットマークが表示されます。
メーカーが独自に紫外線カット率やUVカットマークを表記している商品もありますが、基本的には紫外線カット率の数字をチェックすればOK。
下記を目安にして、カーテンをかける部屋の環境に合わせて選ぶのがおススメです。

UVカット機能の寿命はどのくらい?
新品の頃はしっかり紫外線をカットしていても、長く使っているうちに、だんだん効果が落ちてきそうなイメージを持っていませんか?
実はまったく違うんです!
UVカットカーテンの多くは糸の作り方や生地の織り方で紫外線を防ぐ工夫をしているので、長く使ったり洗濯したりすることで機能が大きく損なわれることはないんです。
一部のUVカットカーテンには後加工で紫外線吸収剤をつけている商品もありますが、こちらのタイプも年に1~2度の洗濯で効果が落ちることはありません。
レース生地じたいに寿命はあっても、UVカット機能そのものに寿命はないと考えて大丈夫ですよ!
UVカットカーテンの選び方&コーディネートのポイント

UVカットカーテンはUVカット率が高いほど紫外線を防ぐ効果が強くなります。
ただし、UVカット率の高いレースカーテンは、室内がやや薄暗く感じられ、レースらしい繊細さや柔らかさがなくなるというデメリットがあります。
前章でも触れましたが、室内の紫外線対策ならUVカット率は80%くらいあれば安心。
リビングやダイニングなどの家族が集まる場所が窓辺に近い場合は、UVカット率80%を目安に選ぶのがおススメです。
よほど直射日光や西日が強い場所でなければ、UVカット率を60~70%くらいまで下げて、ボイルレースなどの透け感やレースらしさを楽しめるタイプを選ぶ選択肢もアリです。
UVカット機能がない普通のレースカーテンでもある程度は紫外線を防げるので、部屋の環境にあわせて機能とデザインのバランスをとるといいですよ。

レースらしさよりも紫外線対策を重視したい場合は、カズマの「エコファイン」のようにUVカット率が高く、かつ採光性や透過性に富んだ機能性カーテンを選ぶと、明るさをキープしながら紫外線もしっかり防ぐことができます。
また、日中家にいない方やあまり使わない部屋の場合は、遮光機能付きの厚手カーテンを併用して、日光そのものをシャットアウトしてしまうのもひとつの方法です。
紫外線対策におすすめのUVカット機能付きレースカーテン3選
当社が紫外線対策におすすめするカーテンは「エコファイン」です。
エコファインとは、お菓子や冷凍食品の酸化防止用包装袋として使用されているアルミ蒸着フィルムと糸の通気性が1つになった特殊な生地を使用したレースカーテン。
そんな当社「エコファイン」シリーズからおすすめの3商品をご紹介します。
【無地レース/多機能】遮熱&保温など、1枚であらゆる機能をもつ高性能カーテン
エコファインシリーズの中でもベーシックな商品がこちら。多くのお客様に選ばれている人気商品です。シルバー・ライトブルー・ライトグリーンの3色から選べます。
【無地の編みレース/多機能】遮熱&保温など、1枚であらゆる機能をもつ高性能カーテン
上記でご紹介した「ティエラ」シリーズより生地感が厚めでザラリとしているのが特徴のレースカーテンです。一見無地ですが、よく見るとさりげなくドットのあるデザインです。
【リーフ柄編みレース/多機能】遮熱&保温など、1枚であらゆる機能をもつ高性能カーテン

スリットされたアルミ蒸着フィルムをタテ方向に挿入して編み上げた高性能カーテン。一見無地ですが、よく見るとさりげなく小花柄が散りばめられたデザインです。
まとめ
機能性レースカーテンのなかではリーズナブルで種類が豊富なUVカットカーテンですが、1枚で紫外線を大幅にブロックするスグレモノだったんですね。
美容や健康のためだけでなく、インテリアを色あせや劣化から守るためにも取り入れたい機能です。
選ぶポイントは、しっかりと紫外線対策したいならUVカット率80%以上がマスト。レースらしいデザインも楽しみたいなら、部屋の環境に合わせてUVカット率と風合いのバランスをとることが大事です。
このことに気をつけながら、満足できるUVカットカーテンを選んでくださいね!
生地からつくるオーダーカーテン