カーテンレールを選ぼう!カーテンレールの種類と上手な選び方

普段何気なく使っているカーテンレールには、いろいろ種類があるって知っていましたか?
専門店にはデザイン性の高いカーテンレールが豊富に揃っているため、お部屋やカーテンの雰囲気に合わせて自分で取り換える人も増えています。
カーテンでおしゃれな雰囲気を演出するには、生地のデザインとカーテンレールのコーディネートが大切です。そこで今回は、カーテンレールを選ぶときに知っておきたい種類別の特徴と選ぶときのポイントをご紹介します。
カーテンレールの構造と部品
カーテンレールは大きく分けて、レール・ランナー・ストッパー・ブラケットの4つのパーツから成り立っています。
知っているとレール選びや取り付け時に役立つので、それぞれの役割を覚えておきましょう。

①レール
フックをかけてカーテンを吊り下げるための基盤
②ランナー
カーテンのフックをかけるリングがついた部品
③ストッパー(キャップストッパー)
ランナーがレールから外れることを防ぐためにレール両端に取り付ける部品
④ブラケット
カーテンレールを壁や天井に固定して支えるための金具
おもなカーテンレールの種類と特徴
機能性カーテンレール

カーテンの開け閉めの操作を重視したシンプルなレールで、もっとも一般的なタイプです。
レールが1本のシングルタイプ、ドレープカーテンとレースカーテンが両方かけられるダブルタイプのほか、出窓などの複雑な形の窓に対応できるカーブレールもあります。
【メリット】
- カーテンの開け閉めがしやすい
- アルミやスチールなどの軽い素材で扱いやすい
- 電動カーテンレールも選べる
- 比較的簡単に設置できる
- 取り付け方法が正面付け、天付けから選べる
- 窓の形やお部屋の間取りに幅広く対応できる
- リーズナブルなので低予算で取り付けられる
【デメリット】
- 目立たないことを重視したレールのためインテリア性は低め
- ものによってはお部屋の雰囲気に合わないことも
装飾性カーテンレール

インテリアの一部として見せることを重視したカーテンレールで、木製や樹脂、金属など、さまざまな素材が使われています。デザインもモダン、ナチュラル、エレガント、アンティークなど幅広く、カーテンや家具と統一したコーディネートを楽しめます。
【メリット】
- 素材やデザインの幅が広くておしゃれ
- お部屋に合わせてコーディネートできる
- インテリアの一部として楽しめる
- カーテンの魅力を引き立ててくれる
- 窓が大きく見える
【デメリット】
- 窓の位置やお部屋の構造によっては取り付けられない場合も
- 特殊な形の窓には対応しづらい
- 価格の幅が広く、商品によっては予算オーバーする可能性も
カーテンレールの選び方
インテリアを楽しむアイテムとして活用したいカーテンレールですが、選ぶときに注意したいことがいくつかあります。
カーテンレールの「重さ」に気を付けて
機能性レールと装飾性レールはブラケットをネジで固定して取り付けるため、カーテンレールの重さに耐えられる下地があるかどうか確認する必要があります。壁をコンコンとノックするように叩き、軽い音がする場所は下地のない部分なのご注意を。
また、機能性レールは許容荷重別に軽量級・中量級・重量級の3種類があり、吊り下げるカーテンの重さに合わせたレールを選ぶことも忘れないようにしてください。
カーテンレールの「長さ」に気を付けて
窓枠の外側にカーテンレールを取り付ける「正面付け」の場合、窓のすぐ近くの壁やエアコンに接触したり、ドアの開閉を妨げたりする可能性があります。購入前にキャップストップ部分まで含めた長さでうまく収まるかを慎重に確認しましょう。
カーテンレールの「色」に気を付けて
装飾性レールはもちろん、今では機能性レールもさまざまなカラーが揃っており、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。色選びで失敗しないコツは、壁や床、窓枠などの建具のいずれかと色を合わせること。逆に空間の基調色と対照的な色を選ぶとメリハリが生まれて個性的な雰囲気になります。
まとめ

カーテンレールの種類とそれぞれの特徴について、お分かりいただけましたか?
雰囲気のいいお部屋をつくるアイテムのひとつとして、カーテンレールもこだわって選んでみてはいかがでしょうか。デザインも機能も満足できるカーテンレールがあれば、窓まわりの風景がもっと素敵になるはずです。
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